Steam Deck OLEDレビュー|実際に使って感じた魅力と気になる点を正直にレビュー!

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ポータブルゲーミングPCとして注目を集めている「Steam Deck」。中でも「Steam Deck OLED」は、画面が有機EL(OLED)に進化したことで、映像美と快適さが格段にアップしています。

この記事では、実際にSteam Deck OLEDを使ってみた使用感や旧モデルとの違い、どんな人におすすめなのかを、おすすめアクセサリーとともにPCゲーマー目線で丁寧にレビューしていきます!🎮


Steam Deck OLEDってどんなデバイス?

Steam Deck OLEDの特徴とは?

Steam Deck OLEDは、Valve社が開発したポータブルゲーミングPC「Steam Deck」のアップグレードモデルです。最大の特徴はその名前のとおり、有機EL(OLED)ディスプレイを搭載している点。

OLEDディスプレイは、バックライトが不要な構造のため、黒がより深く表現され、コントラスト比も高く、画面全体の鮮やかさが段違いです。また、リフレッシュレートも60Hzから90Hzに向上しており、滑らかな動きでゲームプレイの没入感がより高まりました。

スペックをチェック|パフォーマンスやバッテリー持ちは?

CPU・GPUにあたる部分には、AMDのカスタムAPU(Zen 2 + RDNA 2)を搭載。これは旧モデルと同じですが、プロセスルールが7nmから6nmに進化しており、消費電力の効率が向上。その結果、バッテリー持ちが改善されています。

また、内部のファンや冷却機構も見直されており、より静音で効率的な冷却が可能になっています。


実際に使ってみた使用感レビュー✨

画面の美しさに感動|OLEDの映像体験は別格!

OLEDディスプレイの恩恵はとにかく大きいです。特に暗所の多いゲームや、鮮やかなアートスタイルのインディーズ作品などでは、色の深みや明るさの差がハッキリと体感できます

「Hollow Knight」や「Hades」といった2D系のゲームでも、背景やエフェクトの美しさに見とれてしまうレベル。Switch OLEDモデルに似た美しさですが、Steam Deckの方が画面が大きく、より迫力があります。

操作性や持ちやすさはどう?

Steam Deck OLEDは、旧モデルよりもわずかに軽くなっており、バランスも良くなっています。グリップ感がしっかりしているので、長時間プレイしても手が疲れにくい印象です。

ABXYボタンやアナログスティックの感度も良好で、携帯機としてはかなり高い操作精度を実現しています。

アナログスティックが少し滑りやすく感じたのでスティックカバーを付けました。他のコントローラーにも使えるので便利です。

標準搭載の背面ボタンも優秀

背面にR4、R5、L4、L5と登録可能なボタンが4つありコントローラーも優秀です。
購入時は背面ボタンがもの凄く硬くて実用的じゃないと感じましたが、使っていくと他のボタンと同じ押し心地になるので使う前に何度か押した方がよさそうです。

R5とL5は薬指が短く押しずらかったので背面ボタン用のシールを貼ったところ、格段に操作性が上がったのでお勧めです

ゲームの快適さは?|プレイしたタイトルで比較

筆者は、PCで要求スペックの高いゲーム(「サイバーパンク2077」や「モンハンワイルズ」)をプレイし、Steam Deckでは「Hades」「Stardew Valley」「SEKIRO」などのPS4世代・インディーズゲームをプレイするという“使い分け”をしています。

Steam Deckは、最新の3D大作よりも軽量なゲームや最適化の進んだ旧世代のゲームと相性が良く、快適に動作します。

オンラインゲームもできる

個人的にハマっている「fallout76」

ネットに繋がる環境であれば、出張や旅行先どこでもデイリーチャレンジがこなせます
期間限定のイベント中、忙しくてPCが起動できない😭そんなときもSteam Deckがあればなんとかなります。

PCゲームを寝ながらプレイできて快適

何よりも嬉しいのが、ソファや布団の中で寝ながらPCゲームができること!ノートPCでは味わえない快適さがあり、スリープ解除も一瞬なので、まるでスマホ感覚でゲームが始められます。

「もうデスクに座って起動を待つ時代じゃないんだな…」としみじみ感じるほどです。

ファン音や発熱は気になる?

旧モデルと比べて、ファン音が明らかに静かになっています。冷却性能の改善によって、発熱も以前より穏やか。夏場の使用でも熱がこもりすぎるようなことは少なくなりました。

スリープモードが便利

Steam Deckのスリープ機能は非常に優秀で、プレイ中に一時停止してそのままスリープ→次の日にサッと再開、という使い方ができます。まさに携帯機らしい快適さで、気軽にPCゲームを楽しめるのが大きな魅力です。


旧モデル(LCD)との比較リスト

比較項目Steam Deck OLEDSteam Deck(LCD)
画面7.4インチ OLED(90Hz)7インチ LCD(60Hz)
バッテリー持ち最大12時間(ゲームによる)最大8時間程度
重量約640g(軽量化)約669g
本体サイズわずかにスリム化従来通り
冷却ファン静音性向上やや音が大きめ
発熱低減比較的高め

OLEDモデルは、あらゆる面で快適性がアップしています。


Steam Deck OLEDが向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ!

  • インディーズゲームやPS4世代のゲームを寝転びながらプレイしたい方
  • 通勤・旅行中などでも快適にゲームをしたい方
  • 美しい画面でゲームを楽しみたい方

こんな人は慎重に検討を…

  • 最新の重量級3Dゲームをフルスペックでプレイしたい方(PCの方が快適)
  • 少しでも軽いデバイスを重視する方
  • Windowsとの高い互換性を求める方(Steam OSの知識が必要)
  • キーボード必須のゲームをしたい方

まとめ|Steam Deck OLEDは「ゲーミングの自由度」を広げてくれる一台

Steam Deck OLEDは、単なるスペックアップ版ではなく、ユーザー体験そのものが一段階進化したポータブルゲーミングPCです。寝転びながら快適にゲームができる楽しさ、OLED画面の美しさ、スリープ機能の便利さなど、すべてが「もっと気軽にゲームを楽しむ」ために最適化されています。

PCゲーマーの“セカンドデバイス”として、あるいは「インディーズゲーマーのメイン機」として、Steam Deck OLEDは非常におすすめできる1台です!

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